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レ・ミゼラブル25周年記念コンサート@O2シアター

う~ん。シアターというよりは、スタジアムかしらん。

これも先日のトニー賞関連の番組で、放送されたものを初めてみました。
ロンドンのO2という何万人も収容するようなスタジアムですね。
そこでの、コンサート形式の上演で、大きなバトンに並んだ照明が音楽にあわせて交差したり、と視覚的にもかなり大掛かりなパフォーマンス。
役者さんや群集とは別に、コーラス隊がさらに数百人規模でいて。
フルオーケストラの迫力もですが、全体にものすごくクオリティの高い。

役者さんたちは基本的に舞台衣装を着て、一部銃器などの小道具も持って演技しつつの歌唱。
それぞれが半端のないクオリティなのはもちろん。
すっかり年齢が体型に出てしまったなつかしのレア・サロンガや、クラシック界でも活躍中のテノール歌手アルフィー・ボウのすばらしいバルジャン。
ナンバーごとの観客の興奮度合いもすごかったけれども、やはり最後の最後に、初演キャストが登場し、終演したばかりだというのに、有名なナンバーをコンサートキャストや、現在上演中のキャストらとのデュオには、やはり鳥肌ものでした。

日本でのレ・ミゼラブルは初演時とその次の公演?であわせて2回しか見ていませんが、こうして聴いてみるとやはり素晴らしいナンバーにあふれていますね。

なんだかこのO2でのコンサートを聞いた後、エポニーヌの「オン・マイ・オウン」のメロディーが頭から離れません。

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2011トニー賞

今年のトニー賞の受賞式放送を、NHKプレミアムで見ました。

本当の授賞式の前の週?だかに、やはりNHKプレミアムで特集がありましたね。
四季の舞台をかなり取り上げた「日本人が演じたブロードウェー」てなタイトルで、かなりの作品紹介もありましたね。
あれは本当にまさかの1時間びっちりな取り上げようで、驚きました。
いいとこ30分もあればいいかな、なんて本当に思っていたのでcoldsweats01
まじで録画すればよかったwobbly

またまた本題からずれました。
戻します。

トニー賞。
今年の受賞作は、演劇作品賞もとても魅力的ですね~
リバイバル作品なんて2作品しか上演されていなくて、そのどちらもがノミネートされてるから、一対一の対決だし。
似てるなぁと思ったら本当にラドクリフ君だし(^^;)
「エニシング・ゴース」の古きよき時代な流れのナンバーや、余裕綽々のヒロインさんの歌声。
ほかにも受賞は逃したけれども、スーザン・ストローマン演出の問題作や、ほとんどの賞総なめのモルモン教のとか。
映画は見ていないけれども、catch me if you canなんて、ぜひ明戸さんであのFBI役見たいぞー!とか(レビュー見てて思いましたhappy01
演劇作品の「ウォー・フォース」なんてものすごいパペットですよね。
あれをパペットと呼んでもよいのなら(^^;)

いつも思うのですけれども、授賞式のオープニングショーがいつもウイットが効いていて、よくもまぁあんな歌詞を使えるなぁというくらい、歯に衣着せない内容(笑) 特に「スパイダーマン」へのアレコレな扱いなんてcoldsweats02 

前々回?の司会者と今回の人との、揚げ足取りな言葉の応酬&コーラスラインの冒頭シーンの踊りあいとか、もうもう楽しさ満点で、よくスーツで楽々と踊れるなぁと思いつつ、大笑いしながら見てました。

それにしても本当にどれもこれもすごく見たい作品ばかりです。
言葉の問題さえなければ、ねcoldsweats01

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ローマの‘休日’だったのね

二回目の『グレンギャリ―~』は本日マチネに出かけてきました。
今回は二階席だったせいか、先日よりも全体にセリフが聞きやすく感じました。

今日も全開の石丸ローマ。
後半の事務所での水のみシーン。
ご本人も終演後のトークで話されてましたが、紙コップが束で出てきたり、いらつき絶頂で口から水あふれたり(^_^;) いやあ見事な荒れっぷり!

そして今回特にじっくり見入ったのはリンクが契約を見送って欲しいと事務所に姿をあらわす例のところ(^^)
やはり、納得して帰すことができなかったあのオチだと、検事局へ訴えるながれになるのかなあと、想像。
そしてラストは新犯人を気づかないふりして実は察したローマの、支社長への駆け引き。頭の回転の早い男の巧みさ。

それにつけても、ロスはいつ彼にもあの作戦を話したのかしら。

話は変わりますが、終演後のトークショーで、火曜日にもあったトークショーで三津五郎さんがこの芝居の男達を『ゴキブリ、あるいは鋭利な六枚のカミソリ』というような表現をなさったとか(笑) 今日の役への染まり具合はナンパーセントでしょう?との問いに、皆さん口々に100%でした。
別の役をやれるならどの役がいいか?との問いにはリンクのテイさんは『(ストレスが発散できそうだから)モス』、ほかの皆さんは警官役。セリフが少ない、高いところから皆をみおろしている、がその理由でした。中でも今井さんは『僕はよく殿様をやってるのですが(ここで客席大受け(笑))、高いとこから下を見下ろすと殿様のように気持ちがいい』というようなお話でした。
ほかにも、楽屋裏的なお話で、テイさんが『ふだん口にすることがない食べ物やお菓子がたくさん』で得したと(笑) 昨日は三津五郎さんからの差し入れでうなぎとか、別の日には石丸さんから桐の箱に入ったお弁当とか!
ところでタイトルですが、最後のお別れのごあいさつで石丸さんが冒頭登場シーンのご説明をされました。
あんな男ローマにもこういう趣味があるのですね。胸少しはだけて吹いてましたのにはそういうワケが(^_^;)
ワンダフルワールドを吹きつつ、袖に入る間際はチャップリンの曲ですよね。ローマ、謎の多いヤツ♪~θ(^^ )

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グレンギャリー・グレンロス@天王洲銀河劇場

金曜日の初日公演に行ってきました。

この劇場は今回が二度目。前回はクリスティの「そして誰もいなくなった」(どなたが出ていたのかまったく覚えていないのですが)。舞台版で見たのはこのときが初めてで、原作とは犯人が異なっておりました。

本題。
今回は石丸さんと三津五郎さんの共演で、全部で7名の男性ばかりのお芝居。
うさんくさい不動産屋の営業の彼ら。
今月の売上上位者にはキャデラックが賞品に。
下位2名は、くび。
ということで、よい購買層のネタをもっている上司から、いかにその客ネタをわりふってもらい成績を延ばそうという、なりふりかまわないやりとりから始まります。

開幕前に、しずまった舞台上から、どことなく鳩の鳴き声が聞こえ、不思議な感覚。
そして客席下手側後方から鳴り響くサックスの音。
ソプラノサックスを吹きながら石丸さんの登場。
客席通路を歩き吹きながら舞台上へ、そして舞台奥へ入っていきます。
このときの曲が「ワンダフルワールド」。この作品のテーマ音楽なのかな。
随所で流れます。
でもどうでもよいはなしですが、この石丸さんの登場&演奏、ストーリーとどういう関連が?coldsweats01 まぁまったくのファンサービスと受け止めましたhappy02

赤いソファーが両袖から入ってきて、そこには男性が2人腰掛けたままです。
中央でそのソファーが合体。よくある半円形の固定席のような、中華屋さんのテーブル。
テーブルの上には、リアルにお食事が少しづつ並んでいます。


中華街で打ち合わせ中のサラリーマン2人。
三津五郎さん、とにかくまくしたてます。
食べてるひまありません。
過去に年間トップを何度もとっていたその過去にこだわる三津五郎さん。(役名は違うのだけども、ややこしいから(^^;))
それを何度も繰り返し、「今の成績が悪いからってましなネタがなければ成績を上げられないじゃないか!」と良いネタを自分によこせとまくしたてます。
相手はまるっきり聞き流しているような雰囲気で、エビチリを食べてます。
アメリカの某不動産屋さんの営業、ということなのですが、海外ドラマでもよく目にしますが中華街での食事って結構皆さんポピュラーなのかしらね。お箸使ってます。上手です。(演じているのが日本人ですけれども)
上位のネタは上位成績者の手のものだから、カスな情報じゃ売れる契約がとれたとてたいしたことはないからと、あれこれと口八丁でまくしたてます。
その作戦は功を奏したのか・・・

次に同じく中華街セットで登場した男性二人は、30代くらいの男性モスがぐちりながらまくし立てます。それを上の世代であろう同僚が「そうだよな~」とか適当に相槌をうちながら嘆いています。
モスは言葉巧みに、とはいえかなりむちゃくちゃな論理で、支社長の持っている上客リストを盗み出し、ライバル社に売りつけよう! そしてそこで売れるであろう$5000を二人で山分けしようぜ!と、たきつけます。

演出が映画監督でもある青山さんということでなのでしょうか、役者さんが同時に言葉を発するシーンが何度もありますね。言いたいことを言い合うのだけども、言葉が噛みあわないから(^^;)) そこにまたなんというかおかしさがこみあげてくるのですが。

そして最後に、同じセットでも向き合うのではなく横並びにすることで、バーのカウンターのように見えます。そこに上手から石丸さん、下手から若い男性。
席を隣り合わせたようなノリで、この男を相手にとある物件を売り込む石丸さん(リチャード・ローマ)。
まぁこれが、先日の「日本人のへそ」のやくざを上回る、言葉の汚さでcoldsweats02
おそらく、これまでに見た中で一番、毒があり下品でお下劣な台詞回しの、石丸さんwobbly
グラスを片手に、毒の強い男臭たっぷりに、耳障りのよろしくないセリフを吐き出しますcoldsweats01途中、メニューをテーブルへ放ったのがすべって床へ。
どうするのかなぁと思っていたら、セールス相手に物件の資料を見せるようにして立ち上がって、セリフを言いながら拾い上げ、テーブルへcatfaceナイスv
とにかく個性が強い! 強すぎるぞローマ!coldsweats01

石丸さんの役だけではなく、この舞台、とてつもなく言葉まわしが、、、です。
うさんくさい不動産屋の営業の話、とのことですけれども、セールスマンがプライベートな時間とはいえこんなに言葉が悪くてよいのか、というくらい(苦笑)
お客さんの前ではそうでもないのかもしれませんが、(三津五郎さんの営業トーク再現なんかはそうでしたよね)、ほかの人たちは中華屋さんでもやたらと「くそ」と悪態をつくし。

一晩明けて、事務所に泥棒が入り、室内が荒らされ、締結した契約書の一部も盗まれたという状況。さては、あの彼が・・・、と思いきや、最後にどんでん返しがあり。

三津五郎さんが、良いネタを得たことから莫大な売上をあげたことを、悔しがりながらも、その快挙にはおしみない賞賛を送るローマ。
そこへ昨夜リチャードが契約を交わした男が、妻に反対されたからやっぱり契約を解除したい、と自信なさげに登場。
ここのやりとりで、石丸さんがなんとか契約解除をまぬがれたく、言葉巧みに相手を追い返そうとするのですが、そこへ横槍をいれた支社長。
「もうあなたの小切手は昨日現金化しました」と。彼としてはローマをかばったつもり。
これを知って、去っていく男。
そしてその横槍を罵倒するローマと三津五郎さん。
う~ん。ごめんなさい。
この「罵倒された」意味がよくわからなかった。
だってどうであれ、彼の契約は解除にはならなかったのですよね?

そして物語の最後には、真犯人は・・・とのどんでん返し。
彼の相棒はやっぱり‘彼’なのか?

1時間50分の休憩なしノンストップです。

これ四季で見たいなぁ。
セリフがどのように変わるか(上品ぶるのではなく)、役者さんの個性のぶつかりあい、面白そう。
配役のほうが難しそうかな。

とかなんとかいいながら、もう一度観にいきます(^^)

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ヴェニスの商人

初日が明けてからの2回目の舞台を観にいきました。
幹ちゃん、ならぬ平幹二朗さん客演の「ヴェニスの商人」。
どうでもいい話ですが、石丸さんの芸名て、この方のお名前もじったのかしら?とか勝手に思ったりcoldsweats01

なんというか、あるがままの存在感がすばらしいですね。
7年ぶりの「ヴェニスの商人」。前回は日下シャイロックさん。
舞台が進んでいくうちに、平さんの言葉の背景に日下さんがなんだかだぶります。
面白いなぁ(^^)
そして老ゴボーには維田さん。好々爺で大好きなのですが、この方の歩とともに立岡さんのお姿が見えましたweep 前回公演で初めて「ヴェニスの商人」を見たのですが、このゴボーがなんとも言えず好きになり、何度通ったことか。

ポーシャの野村さんも、なんというか快活に演じてるように見えました。
コメディエンヌな役柄をとても軽快にかわいく、(あまり)年齢を感じさせなく、そして時には平さんを相手に言いくるめる二面性。
田邊バサーニオーは、もっともっとコミカルでもhappy01

ほかにも客演が多いですが、どなたも違和感無く溶け込んで、舞台が進んでいきます。
それにつけても、ユダヤ人への差別、というものもそうだけれども、人にお金を借りる態度かい! 

裁判のシーンは、とくに言葉巧みにお互いが揚げ足取り、というか正論を積んでいくところがおもしろいですね。
ここははじめは 、ヴェニスの公爵といい、博士(ポーシャ)といい、少しでいいからアントーニオへの慈悲をみせられないのか、としたてにまわりシャイロックを説得しているのですね。でもあまりにも正論ばかりで言い放つシャイロックに、だからこそ「(肉はやるが)血は流してよい、とは誓文に書いてない」「増減なくきっかり1ポンドの肉を」と、言い放つのですね。
でも思ったのですよ。
シャイロックは、アントーニオーにたったひとこと、「すまなかった。おれが悪かったシャイロック」と本気で土下座させたかったのではないかと。

ユダヤの、高利貸しの、と悪態や差別をしつつも、なんだかんだとおのれに借金をしてきた彼らに対して、頭を下げさせたかったのではないのかと。

平シャイロックはことのほか、愛娘ジェシカへの呼びかけや、亡き妻との思い出のところでやさしさを感じました。

平さんの舞台を見たのは今回が初めてかと思います。
違和感無く四季の舞台で演じてらっしゃるそのお姿に、やはり名優のいうものは違うのだと強く感じました。
台詞回しもその所属俳優よりも開口が気にならず、弁舌よろしく舞台の根幹を支える平シャイロックさん。
共演の四季の若手の皆さんも、ふだんよりも肩の力みが取れているように感じたのは気のせいでしょうか。

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