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まとめて感想@四季あれこれ

今月に入ってから見たあれこれをアップする時間もなく、気付けばもう下旬(^^;)
またまたかいつまんで印象だけでも。

[トロイ戦争は起こらないだろう]
これについては、一度書きましたが、その後、舞台セミナーに参加したくて9月10日にもう一度行ってきました。
楽日も過ぎたことですが、以下にはネタばれも含まれますので、知りたくない方はご注意ください。
物語の感想を一言だけ追加。
現代に通じる風刺的台詞がたくさんあって、その中でもエクトールが『老人に未来など必要ない・・』といったセリフに、もっともだとにんまりしてしまいました。別に高齢者を馬鹿にするということではないので誤解のないように。
世にもまれな美しいものをながめて過ごすことが老後の楽しみ、だと。だからその美を奪われないために戦をいとわない。あるいみ正論か。いやしかし、この場での美とは、奪ってきたものだ。老人のエゴイズム的快楽のために、真の未来ある若者たちを戦場に送り出すことは道理にあわない。ふと今の世に通じるといままさにそうなんだと至ったわけでございます。だって自分たちはその戦場に行かなくて、息子たちを向かわせるのですよ? 自分のエゴのためだけに。いいかげんにしろい!と、心でひたすらエクトールに声援を送っていました。
でわ、セミナーのあらまし。
舞台セミナー:舞台美術監修の土屋茂昭氏が大きな懐中電灯を持ってステージへ登場。何に使うのだろうと思っていたらば、これがいわゆる指示棒がわりなのですね。お話が進むにつれ、あの印象的な大きな足のひざ下とかお話している部分がどこのことなのかを、ライトをつけてこのあたり~と教えてくれました。
これまでにもバックステージツアーなどに機会があるごとに参加してきましたが、舞台監督さん以外の作る側のスタッフさんからお話をうかがうのは初めてで、とても興味深かったです。
あの足がいわゆる「運命さん」とスタッフからは呼ばれていたり、宿命や戦争の足音、などなどそういったものの象徴であるということ。なので、劇中ではそれがすでに目の前にあるにもかかわらず普通の人間たちの目には見えなくて、避けようのない事態になっていることすら気付かなくて、まだどうにか回避できると考えているわけですよね。エクトールとかは。幕切れ前後のどんでん返しの連続なんて、神の仕組んだことには普通の人間がどう立ち向かおうと、手を替え品をかえて絶対本来の道に進んでしまうのだ、と見せつけられているように思えました。
1幕最後に登場する「平和の女神」の衣装がなぜぼろぼろなのか?
 身も心もぼろぼろで気も病んでいるため、金灰色なのだそうです。
ギリシャ軍のイメージカラー→銀+黒=あるいみナチスの象徴で、ジロドゥがこの物語を書いた頃の世界情勢をもモチーフにされていることから、だとのことです。
ギリシャVSトロイ、といった対立の向こうに、もう一つの戦争を見ているということですかね。
対するトロイのイメージカラーは、銅、こがね色。アジアぽく。
ちなみに、ギリシャ軍の武将ユリスの兜は今回芝居として、エクトールとの話し合いの場面で兜をはずす、という動きがあるため、その下のカツラも一緒に脱げてしまわないようにかなり工夫したそうです。脱いだ後、おいても転ばないようにとか。かわりにというか、エクトールは登場時から兜ははずしたままなので、彼の兜はかぶることができる仕様にはなっていないとのこと。
そういえば運命さん(笑、なんども土屋氏は“運命さん”と連発していてちょっとおもしろかったです)は、セミナー開始時にはしまわれていまして、くるぶしから上、足首から先は二つに分断と、なんと3つのパーツになっていたのですね。くるぶしから上は吊るされていまして、合図で降りてきました。この足も、前回公演時とはつくりかえたそうです。使用する劇場の大きさにあわせてということもありますが、今回の舞台に仕込んでみたらば、向う脛?のあたりがS字になっていたということで、一晩で製作工房さんが撤収作り直しをしたとのことでした。(すごい!)
それからやはり運命さんのネタですが(^^;)、自由劇場のあの位置に仕込んでみたら、もう一本の足もあってもよいような位置だったらしく、もう片方の足がありそうに見えないように角度を変えてたててみた、というようなお話もありました。ちょっとO脚ぎみの足(笑)
二幕に登場する「虹の女神」のシーンの舞台上にかかる虹は、本当に虹だとのことでした。つまりプリズムで作り出しているということなんですね~
面白いなぁと思ったのが、カッサンドルさんの頭。フードを始終かぶっていますが、彼女の髪形も当時の女性らしく、巻き上げた形のかつらをかぶっているそうです。(かつらの数え方は、枚、だそう)
休憩の20分間で行う舞台転換には、兵士役者6人+舞台さん6名でやってるそうです。平和の扉の開け閉めは、女性二人が長い棒で両側から押しているとのことですが、厚み9センチの扉だとか。意外に薄いのねと。表から見ると厚く見えるその重厚な造りに感動。胴板を打ったような模様に見えるように作ってある、ということなんですね。トロイのイメージの銅。舞台美術事態のデザインは、金森さんのもので、前回を踏襲しているけれども、そのイメージをくずすことなく改良はくわえているとのことです。やはり使う劇場の大きさとかにより。前回はなかったものとして、1幕の城壁があげられるそうです。ほかにも玉座兼イスのようなセット(そろばん玉、と仮称されていましたが)のようなものも、そこで演技する役者さんの座る角度にまで計算されて置かれているということが、よくわかりました。
ひととおり、こんなお話をうかがいながら、質問コーナーに移ったのですが、対して質問をあげるかたもなく、あとは全員が舞台にあがり、運命さんやほかのセットを間近で見学という流れでした。
舞台も2.7度?(もしかすると3度?だったかもしれません)の傾斜があり、実際に立ってみるとやはり傾きを大きく感じました。こんなところで、歩いたりかけたりしながらお芝居をする役者さんてすごいなぁと、あらためて実感。
前回の舞台写真では、運命さんの足がもっとささくれだっていて、苦労がしのばれる(運命のね)姿だったのに、今回のあんよはわりに肌がきれいだなぁと、ふと気になりましたので、こそっとおたずねしてみたところ、「(美術などを作る側の)技術が当時より向上した、ということと、ギリシャの彫像などはとてもきれいでつるつるですよね。大理石だったり。なので、今回はそういうものに近付けようということで、不自然でない程度にきれいに造りました」とのお答をいただきました。なるほどぉ! 土屋さんありがとうございました。
でも、家に帰る道すがら思ったのは、ギリシャ神話で言うところの「運命」は「三女神」で、女性なのよね。まぁ醜い老婆の姿をしている、ということだから、あれでもいいのかな? でもあの足はやっぱり男の足だよね。まぁトロイの神様はよくわからないから、いっか。でもギリシャ神話の神々も登場してるわよね。ぶつぶつ(笑)
バックステージツアーやリハーサル見学会も楽しいのですが、こういう、演出家でも演じる側でもない、美術さんという立場の方のお話を聞けるセミナーはまたぜひ機会を作ってほしいと思いました。

[美女野獣]
千秋楽前日に行ってきました。記念カーテンコールが見たくて(^^)
しもてがわよりの前から5列目ととても舞台に近くで見やすかったです。
この日は、佐野ビーストに木村ベル。遊佐ルフウ。
木村ベルを見たのはもしかしてお初? ちょっと記憶がさだかでないのですが(^^;)
安心して聞いていられる歌声ですね。声の伸びが自然だし。「我が家」のナンバーなんて涙出そうでした。佐野ビーストもすんごく久しぶり! ですが、怪人にキャスティングされてからは初めて接する佐野ビーストは、前に比べてやはりよりやわらかくなったというか、二幕は特に前よりも情緒面が充実している感じがしました。
ベルに愛を告白するよりも、自由にすることを選んだときの葛藤。最初と最後の「行って」の言葉のニュアンスの違いが、見ていて胸が熱くなりました。
ここのシーンは、どのビーストさんもちょっとずつニュアンスが異なっていて面白いですね。
どなたのも好きですが(^^)
仙台までは行けそうもないので(距離、というよりスケジュールがとれそうもない)、ちょっと残念。

[マンマ・ミーア]
なんと! 静岡で美女と野獣を見た、その足で、名古屋の夜公演に向かいました。
なんと新幹線出発5分前に飛び乗って。これまでのはしごツアーで一番タイトな時間割り(笑)
静岡の劇場を出たのが午後4時。4時12分発に乗らないと、5時30分からのマンマには間に合わない。劇場でたとたん、タクシーに飛び乗りました。駅まで自力で10分は無理だもの。
のぞみが増えた分、こだまは減ったのね。便利になったのか不便になったのか。
まぁ、それはさておき。
この日のドナは五東ドナ。
のびやかな声や立ち姿に安心して見てられます。ただ、もう少しはちゃはちゃ感がほしいかなぁと思ったのも事実。シングルマザーになるような過去を持つ女性にしては、落ち着いているというかちょっと見えないかもとか(^^;) 由衣ちゃんのこれまでの役の中では、アムネリスのようなお嬢様的おてんばではなくて、一番はちゃはちゃした役がらでちょっと意外性のあるキャスティング(^^) 少し落ち着いている感じがするけれども(^^;)これからもこういう役柄にどんどん挑戦してほしいです

[ウィキッド]
バースデー観劇。平日昼公演は本当に久しぶりです。
月末までに取得せねば消滅する夏休み残り1日を使って行ってきました。
高校生の団体さんがたくさん!
さて、久々の樋口エルフィに西グリンダ。そして北澤フィエロ~!
話が進むにつれて情緒面では納得できるのですが、やはり言葉の流れに違和感が残るのです、グリンダ様。特に前に見たときから気になるのが、ダンスホールへ誘うボックをうまくネッサローズへ押しつけるくだりの、フィエロに「大したもんだ」というセリフに対しての「あらなんのこと、ぎゃはは」と笑う、その笑い声が、とってつけた笑い声で、その文字の通り「ぎゃはは」と言ってるだけ、なんですよね。ものすんごく、変なんです!(^^;)
1幕の樋口エルフィのあっけらかんさも、グリンダが二人いるみたいに見えてしまって(--;;)
ごめんなさい。エルファバの性格はこんなあっけらかんとしてないと思うので、「なんか違うなぁ」とどうしても思ってしまうのです。
父親へ手紙を読むシーンでも「親愛なるお父様」と書いていますが、父親との距離感がここで感じられますよね。おそらく自分の悩みをつづったところで彼は読み流してしまうだろう。ネッサローズのことを気にしているだろうから、それを伝えるために書いている手紙だと思っているのですが、なので、読み上げるときには、明るく読み上げるというよりも、父親との溝のような少し遠慮したような呼びかけ、を感じさせる声、かなと思うのですが、普通に明るく~ですよね。う~ん。深読みしすぎかな、わたしがdespair
北澤フィエロも久々のご登場ですね。
子ライオンを逃がすためのエルファバとのやりとりとか微笑ましいv グリンダをエスコートするときとか、ああ王子様v 紳士だわとその自然なノーブルさがいいです(^^) あとはラブシーンが李フィエロなみに濃くなるといいかも(笑)←毎回これ言ってますね 
それはそうと気のせいかもしれませんが、この日は幕あきのナンバーで低音の鳴りがいまいちに感じました。あれ?て。男性アンサンブルのコーラスも薄かったですね。

[ブラックコメディ]
初日に出かけてきました!
そういえば、入場時にホワイエに飯野さん発見。ほかにも役者さんいたのかしら? 浅利さんやお歴々の姿はありましたけれども。久々に初日公演を見たわ(^^)
ブリンズリーは荒川さんがキャスティングされたと公式サイトで見ましたが、そのほかの新キャストをできるだけ目に入れないようにして、劇場でもキャスト表手にしつつすぐプログラムにしまいこんで、プログラムも見ないようにして(笑) 
始まってしばらく、キャロルの声が誰だか分りませんでした(笑)
顔を見てもわからなくて(だめだめ) めぐちゃんだとわかったときのまぁなんとも言えない驚き。
こういう声だったのね~
エルファバや川島芳子、ポリーや顕子お嬢様と声を聞いているのに、わからなかった不覚。
それはさておき、ブリンズリーとキャロル、父親やクレアとの年齢差がより自然になった気がしました。
メルケット大佐に前回は電気工だった志村さん、バンベルガーだったあのかたが、この役、とちょびっとだけ変更がありましたが、あとは同じ方々で。
荒川さんのブリンも可愛くて、ついついつまらないウソを重ねていく馬鹿さ加減が絶妙で(誉めてるんですよ) 「紹介しよう」というセリフには思わず、ベラ・ザングラーな声だなぁと思ったり(笑) 
キャロルをかわいがる様子や、クレアとの気心の知れた者同士の雰囲気、新たな舞台のように楽しめました。
そういえば、前回みたときに、とあるシーンで客席で笑いが起きたのに、その理由がどうしてもわからなかったのですが、今回ようやくわかったです。といっても、やはりまわりとは少し笑いに時差がありましたけれども(苦笑) あれは持って出たイスをまた持って帰ったからなのですね。。まさに暗闇の中でなら返したつもりで同じものを持ってくることだってありえますよね。
次はもう少し正面に近い席で見ようv やはりセリフのやり取りの誤解などは役者さんのそのときそとのきの立ち位置のポイントを正確にみられる正面が一番かと(^^)

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ちいさい秋

ご近所でみつけた秋の気配maple

Fl_2

マンションの格子から顔をのぞかせた彼岸花。
20本ほど咲いていましたv

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復活おめでとう

そのニュースを知ったのは、沖縄に出かける数日前のこと。
体調不良で休んでいた同僚から、メールが来ていた。
「再出発、で新聞記事出てたよ!」

誰のことかわかります?
そう、石丸幹二さんのことです。
そう聞いてからというもの、なんだか意味もなく不安で怖くて怖くて(苦笑)、新聞どころか、ネットやらブログで確認することもできずにいて、ようやく、9月に入った某日、ネットニュースでそれを目にすることができました(^^;))
これまで地味にですがあれこれここで書いていたのに、彼のこのニュースに触れてなかったの不思議だったでしょね。

リヒャルト・シュトラウス作「イノック・アーデン」(朗読劇)
出演者は、ピアニストと幹ちゃんの二人だけ。演出に白井晃さんの名前が。

すごくなんというか、ある意味とても地味かもしれないけれども、これを見てほっとした私はおかしいでしょうか。
地味なようですが、とても音楽的にもお芝居的にも試されているというか、むしろ難しいように感じるのです。
ミュージカルでの活動復帰、ではないことに、安心感を抱いた私はダメですかね。
というのも、四季をお辞めになったときの状況(といってもアルプに出ているやりとりやらなんやらで想像するしかなかったですけれども)から考えると、こぶりでも、じっくり音楽活動がされたいのかなぁと勝手ながら思っていたので。老人ホームで歌いたい、なんて、こちらがどんな形でもよいから彼の歌を聴きたいと思っていても、もはや触れることさえかなわない状況なんだなぁと、とても落胆していたのですよ。
それにくらべれば(^^)
作品の持ち味を一番自然に味わうことができる、感動を得ることができる、だからその役者さんで見たい、というのは、贅沢でしょうか。
「壁抜け男」のデュティユルは、やはり彼でしか見ることができないと強く思います。
もちろんこれからも適任の人が出てこないとは限らない。でも、あの温かみがあって、ぬけてるような性格ででもえもいわれぬ優しさを感じることのできるデュティユルの恋は、彼が演じたからこそよりリアルで身近に感じられたと私は今でも思っています。
刷り込みって怖いわね(笑) 初演キャストて、これに限らずどれもそう思いますのよ。うん。
話がそれたわ。
R.シュトラウス、ですか。「サロメ」のように怪しい音楽なのかしら。譜読みが大変でもあり楽しげでもあり。いずれにせよ、「ハンス」で培った“語り”の魅力と、R.シュトラウスの稀な歌曲への挑戦。
ミュージカル俳優、というだけではない新たな一歩を踏み出されたように感じます(^^)
チケット発売楽しみだけども、すんごく狭き門な予感(^^;;)
でもダメ元でがんばるわ。←気が早い。
物語の先入観を入れないために、「イノック・アーデン」のあらすじもあえて読まないようにしてます。でもとても興味がわいてきました。
幹ちゃんの、新しい一歩に乾杯!wine

陰ながら応援してます。

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トロイ戦争は起こらないだろう

トロイ戦争は起こった。
我々は歴史上の事実として知っている。シュリーマンやミケーネの黄金マスクを知らなくても、ギリシャ神話にうとくても、例えばトロイの木馬や絶世の美女スパルタ王妃のヘレンのことはどこか記憶にひっかかるくらいには知っていることでしょう。
今回の物語はそのトロイ戦争が始まる前の最後交渉といった場面。
すでにヘレン(エレーヌ)はトロイに渡っていて、ギリシャからは彼女奪還のための使者がやってくるという。
ジロドゥやアヌイの芝居はとにかく『長い』という感覚でのぞんだ観劇だったのだが、全二幕で休憩入れても二時間半とは驚き(笑) 特に一幕なんて人物像にあっけにとられているあいだに幕で早い!(笑)  断っておきますがあっけにとられたのは舞台上の『巨大な足の像』のことではありません。
エクトールやアンドロマク、母妃やカッサンドラ(カッサンドルよりやはりこちらの方が違和感ない)以外は、あまりにもパリス寄りな設定の人々。知将で英雄で知られるエクトールは国の譽れのはずなのに、やはり頭がよく人格者で知られ戦争回避を強く望んでいて、次男坊の軽率な行動に一緒に眉をひそめていたプリアモスでさえも、エレーヌの『美』に盲目になっていて、エクトールをなじるとは。これまでに見聞きしてきたギリシャ神話やなんやかやとあまりに違う、あるいみ私にとっては新解釈ともいえる展開に、とても奇妙な感覚。その最たるものは、一見お脳の足りないようなエレーヌ像かも。
登場したときは、なんじゃこの女、と思いましたが、物語が進むにつれ、まわりの人々とは異なる時間の中に生きているように思えてきました。あるときは優しくあるときはあまのじゃくというか、オンディーヌのような何を言い出すか解らない緊張感をもって彼女の挙動に目を奪われます。なるほど、99の異常な人々に取り囲まれるとまともな1のほうがおかしく見える、の図ですね。〈エクトールvs その他 あるいはエレーヌ vs まわりの人間
物語の展開もいたってシンプルでわかりやすいです。戦争を止めようとする良識派とせっかく手に入った美しいものを返したくないから、戦争したっていいじゃんていう『大人たち』。←こんなセリフはありません(笑) エレーヌを『返さない(帰さない)』ための屁理屈を正論化するための詭弁はあほらしさ満点でおかしくておかしくて。
小難しく見たい向きには、“女とは男とは”論もなかなか含蓄があります。
役者さんでは、長台詞でほとんどでずっぱりの阿久津エクトールがなかなか健闘。見栄えのする将軍王子を披露してくれました。坂本アンドロマクとのバランスもいいし、夫婦として見せる落ち着いた信頼感が好感触。ラダメスのようながむしゃらさとは好対象かな。里咲ちゃんも落ち着いたいやみのない気品で、しっくり見られました。雰囲気ぴったり。ベテラン勢が燻し銀で物語を支えていたのは言うまでもないことかもしれませんが、わたしのベストは斉藤さん。なんというか言葉のニュアンスというかウィットがお見事! いいですねぇ。このかたと丁々発止な山口プリアム(プリアモス)さんの貫禄も素敵。素敵といえば、味方さんのギリシャ兵姿、あのお髭といい恰幅といい、見惚れました(^O^)  実際は細身な方なのに自然に見えます。姿だけでなく、戦を知るもの同士のエクトールとの二人だけの交渉時間。貫禄と慈愛がその立ち居振る舞いから感じられました。
幕切れ間近にちょっとした仕掛けもあって、おもしろいですね。帰り道、「アレてわざとかな?」と連れと話している人もいました。なにがあったのかはご自分の目で確かめてくださいね。あのしかけで、『芝居』なんだとあらためて可笑しみを感じました。
それにつけても、カラーとグレーの『未来図』が見えるエレーヌ。カラーはいつも現実化。その色付きで見えた『パリスの指輪をした、戦車にひきずられている』のは、誰あろう!、なんですよね。誰だと思いますか。
そんなことを考えつつ、幕は降りたのでした。

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午後から

夏休みをもらい、現在帰宅途中です。
というかまだ、駅です。
なんでも朝方に人身事故があったらしく、その影響で急行が少なくなってるわ、特急は午後まで休止中だわで、やれやれと思ってたらばさらに驚き。またあらたに人身事故が発生だそうです。
『行き先を変えて発車します』て放送ありましたけども、ミステリートレインじゃないわよね(苦笑) はい。わかってますわよ。本来の行き先の手前の駅まで、ということなのね。
ふぃ~ とりあえず『急行』という名の電車が来たので乗ります。座れるのがすくいかな。
それにしても、日に二回もなんて多すぎませんか? なにかよびあうのでしょうか?前にJRで多発したことがありましたけれども。
どうか自ら命を断たないでほしい。 生きたくても自分ではどうすることもできない人だってたくさんいるんだよ。

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沖縄回遊ツアー

二泊三日で旅してきましたv 初沖縄です(^^)Beach_4
8月23日~25日。
宿&飛行機のレンタカープラン。
旅のおともはふぶきさん。わたしは免許ないので、運転全般をお任せv

二泊三日の強行軍でしたので、ちゅら海水族館とビーチ遊びをメインに据え、宿は夕日で有名な残波岬のロイヤルホテル。Sunset ちょうどここが那覇から1時間半くらいの距離で、さらに先の本部町(もとぶ)にあるちゅら海との半分の距離なんですね。Sunrise
初日は首里城観光をし、あとは車で宿へ!
翌日は、ホテルからのアクティビティー予約で、「シュノーケルでじんべいを見よう」と「青の洞窟シュノーケリングツアー」を申込みました。
じんべえのほうは、現在2匹捕獲されたものが沖のいけすにいるそうで、そこに行って水面から見る、というものなのですね。ただしじんべいのほうは、ここ二日ばかり荒天のためツアーキャンセルになっているそうで、当日になってみないと実施かどうかわからないとのこと。
翌朝一番に部屋に電話が来まして、やはり中止とのこと。ただし、青の 洞窟は実施ですとのことで、水着を早々と着込んで、朝のビーチ散歩を楽しみつつ、時間になりロビー集合。このホテルからは、合計6人の参加。小学生のお子さん一人を含みます。
皆さんシュノーケリングのもよう。近くの港に送迎車で移動し、そこでウエットスーツやシュノーケリング道具の使い方のレクチャーを受けました。
わたくし、このウエットスーツ&シューノーケル&フィン、そしてこのあと着ることになるライフジャケットのすべてが初体験でして(^^)
このようなツアーの場合、ライフジャケットは義務付けなのだそうです。はい。あとで海に入ったときに実感しましたが、これすんごく浮きます(あたりまえか) 波が高いと酔います(笑)←実話。 
ウエットスーツて肌への密着度というか吸いつき度がすごいのね。足部分がまずなかなかはけない私(苦笑) 申し込み用紙には「身長・体重・足のサイズ・視力」など書き込みましたが、決して見栄張った数字は書いてないのですが(断言)、足がとにかくはけない(苦笑)みかねたインストラクターさんにまで声をかけられつつ、どうにかモモのあたりまで上げることに成功(ふぃ~) この間10分? ほかの皆さんはとっくの昔に腰のあたりまではけてました(^^;) 船に行ってから、上体部分も着ましょうとのことでしたので、腰まで上げたらあとはやることない。
ダイビングショップの店先(目の前は港ね)で、ほかのツアー客の皆さんの様子を見たりして時間つぶし。体験ダイビングの人たちも同じ船で出かける模様で、道具の使い方や、耳ぬきの方法などお話されてました。
シュノーケル体験は全体で12名ほど、ダイビングもそのくらいの参加者でしょうか。
バスで、出発地点である別のビーチに移動します。なんでもこの日は波が高いため、いつもならここから船で移動とのことですが、少しでも波の少ない所からの出発とのことでバスで移動に。
車で10分ほど移動した「長浜」というあたりのビーチで、船に乗り込みました。
1 さぁ! 出発~! と息巻いたものの、なんともすごい波! すごいなんてもんじゃありません! 川下りのラフティングてあるじゃないですか? あれの海バージョン。なんせ波1メートル50センチですから、天気予報(^^;)) もう横揺れ縦揺れ、ジャンプとぜんぶありで、さすがにこういう揺れは苦手なわたくし、船のつかめるところにしがみついて、硬直(^^;) 泳いでもいないのに、横波を全身で浴びるわで、「海でアトラクション気分だね」なんて言ってる人さえ(苦笑) インストラクチャーさんいわく、船の進行方向の右側が一番波を受ける、のだとかで、てっきり反対側の人たちも同じようにずぶぬれなのかと思っていたのでびっくり。つまり右側に座っていたのはずばり私たちなんですね(苦笑)一番波を受けたらしい。
そうこうするうちに船の操舵をしていた若い人ではなくて、途中からおじさんに交代されまして。その人が船長&社長さん。波があまりにも危険なため、携帯で陸と連絡をとりあってらっしゃって、どうやら引き返す、とのこと。
船長さんが「波があまりにも高くて危険なため、青の洞窟まで行くことは難しいので、中止にします。一度船をさきほどのビーチに戻します。ただ、ビーチの少し沖くらいなら大丈夫ですし、熱帯魚もたくさんいますので、そこでもよい方にはご案内します」とのこと。ビーチで大半の方がキャンセルで降りられたのですが、私たちはほかにすることもないし、危険な目にあわないのならと継続。シュノーケルの参加者は4名。ダイビングも4名ほどに減りまして、あらためて出港。目的地についてからは、ゆっくりと海へ入りました。
体験者二人に、必ず一人インストラクターがついてくださるのですね。しかもビーチ板つき。インストラクターさんがビーチ板を先導してくださるので、こちらはつかまってただ浮いていればいい(笑) 「泳げる人は泳いでもらってもいいですよ」とのお言葉に、群れから離れて(笑)みましたが、泳げない(笑) いや、言い訳にしか聞こえないかもですが、ライフジャケットあると、みょうな部分で浮いてしまって泳げない(^^;)) なれないせいかもしれませんが。溺れるかと思った(笑) なので、早々に板に従うことにしまして、群れに復帰(笑) それにシュノーケルの管?の影響なのか、インストラクターさんの説明する声がきちんと聞こえるのね。顔を水につけていても。くわえたままでも話せるし。不思議~
人が少ない分、魚のえさのパンも多くて、ゆっくり魚の餌づけもできました。でも波で流されちゃうのよね、餌が。なかなか気づいてくれなかったり。
Shu 晴れた日ならもっとたくさんお魚いたのだろうなぁ。pisces
じんべえも見たかったので、いずれリベンジ! 
インストラクターさんたち、お世話になりました!(^^) Who_2 とても優しくてフレンドリーな皆さんのおかげで、とても楽しかったです(^^) また来ますねhappy01

翌日は、朝からちゅら海水族館へ。
ようやく念願かなって、この巨大水槽の前に立つことができました(^~^)
Jin あうう、本当なら前の日に海であえてたかもしれないのよね(^^;) 

Jin23時からの餌やりタイムを絶対見逃せないので、その前に、ひととおり水族館内をじっくり見まして、再入場スタンプを押してもらって、外へ。ウミガメ水槽やらマナティをゆっくり眺めつつ、イルカのおきちゃん劇場もみたいなと思っていたのですが、餌やりタイムとぶつかるんですわこれが。なので泣く泣くあきらめ(ていうか、も少し早く到着するよう朝早めに出ればよかったのね)、ベストポイントを確保するために再び大水槽前に。Aqua Ei
そしてそのときがやってきた!
Bigjin_2撮影に集中していると見逃しそうでしたので、途中からはじっくり眺めました。
一番見たかった、立ち泳ぎのお食事はこの日は目にすることがなかったのですが、大きな口でずず~と吸い込み、顔の横のエラがばこばこ動いて、餌と一緒に飲みこんだ水が出てくるのが面白かったです。
それにしても、巨大なじんべえをじっと見ていると、これがあたりまえのサイズに思えてきて(笑)
あ、ひとことだけ。
ちゅら海水族館は室内なので帽子いらないね、と置いてきたのが間違い。水族館の外のエリアがとても広くて、本館?に上るためのエスカレーターがあるのですが、ここが直射日光をまともに受けます。これを上っている間にじりじり焼けます。夏場に行くのなら日焼け止め塗っておいたほうがよいです。それとイルカショーの場所も当然のことながら屋外。帽子なりかぶるための長そでやショール(日傘はほかの人の視界を妨げますので)を持参されたほうがよろしいかと。ショー自体は見れませんでしたが、その前に少しだけ行ってみただけでも暑くて眩しかったです。

二泊三日だと、あっという間でした。
職場にお土産持って行っても「いつ行ったの?!」と疑われる始末で(苦笑)
せめて3泊はしたほうがもっと楽しいかも。お食事も思っていたよりも薄味系ですね。おいしかったです(^^) 見た目が濃い色なのでそういう味かと思っていたのですが。
ホテルのお食事もおいしかったし、あれこれ姿を変えて出てくるゴーヤーもそれぞれに楽しみ味わいました。一番のお気に入りは、ゴーヤーのお漬物かな。
きれいなビーチはたくさんあるし、那覇の南の方にも行きたいしなぁ。
石垣や宮古島とかも。
もっと落ち着いた年齢になれば、戦争関連の場所も訪れたいと思います。
そしてレンタカーの多さに驚いた沖縄でした。
ふぶちゃん同行&運転ありがとねv

What
おまけ
ホテル前のビーチに生えてた謎の植物。名前ご存じの方~

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